第6回学術集会
第6回学術集会は、お蔭様をもちまして多数の皆様にご参集いただき、盛会のうちに無事終了することができました。 ご参加いただきました皆様、開催にあたりご支援・ご協力を賜りました皆様に心より御礼申し上げます。 |
開催概要
テ ー マ : 2025年の到来から新時代へ:新たな時代を切り拓く看護の未来
会 長: 平岡 翠(岐阜保健大学)
会 期: 2024年 9月 7日(土)10:00~17:00(開場9:00)
場 所: 名古屋市立大学病院 中央診療棟3F 大ホール 他
〒467-8602 名古屋市瑞穂区瑞穂町字川澄1番地
会長挨拶
なごや看護学会第6回学術集会は、「2025年の到来から新時代へ:新たな時代を切り拓く看護の未来」を テーマに、名古屋市立大学病院にて開催いたします。より多くの方の演題登録、ご参加を心よりお待ちしております。 わが国では、少子超高齢化の進展、医療介護等健康上のニーズの増大の中、団塊世代が75歳を迎える2025 年を目途に高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもと、地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム)の構築を推進してきました。2024年はその目標とした構築を直前に控えその先を見据え、新たな課題に向かって切り拓いていく重要な時でもあります。本学術集会では、これまでの経験を財産とし、看護職が切り拓いていく未来について、皆様と一緒に考えていきたいと思います。 |
また、猛威を振るった新興感染症COVID-19コロナ感染症が落ち着きを見せ始め、コロナ以前の日常生活を 取り戻しつつあるところだと思います。しかし、その安堵感も束の間で、令和6年1月1日に能登半島地震が 起こりました。いまだに避難生活を送られている方は1万4千人余と報道されており、被災された方々に お悔み申し上げるとともに、1日も早い復旧を願わずにいられません。被災した多くの地域では、現地の看護職や派遣された看護職が、多くの方々と能登の方々を支え、奮闘しています。私達看護職は、「人が生きるを支える」使命を持っています。そして、看護職の役割の発揮に対する社会からの期待は、一段と高まっています。今後も看護職が、人々の期待に応え、役割を発揮するためには、変化する社会やニーズに合わせその能力を開発・維持・向上していく必要があると思います。
一方、看護職一人一人が役割を発揮し活躍を続けるには、安心して発言、行動できる状態を作り出すことが必要となります。組織においては“心理的安全性”が、人々が効果的に協力するための重要な要因であることをエドモンドソン(Edmondson, A. C)は述べています。コロナ禍や大災害のような予測不能な事態は今後も 生じ得る可能性があります。限られた資源を活用し、あらたなものをつくりだしていくイノベーションの 観点も必要になっています。
このような状況を踏まえ、新たな社会の課題に対し、今学術集会が、参加された皆様の学びや気づき、 そして次の活動のきっかけになること望んでやみません。領域や活動の場を超え、皆様と共に考え、話し合い、看護の発展につながる場になることを願っております。
プログラム 詳細プログラム(PDF)
<午前の部>
開 場 9:15
開 会 10:00
会長講演 10:05~10:20
特別講演 10:20~11:50
<午後の部>
総 会 12:00~12:30
癒しの音楽 13:20~13:50
一般演題 14:00~16:55
閉 会 17:00
お問い合わせ
なごや看護学会 第6回学術集会事務局
〒500-8281 岐阜市東鶉2丁目92番地
岐阜保健大学 看護学部内
E-mail TEL&FAX 058-274-5001