2020年度 公開講演会
なごや看護学会と名古屋市立大学看護実践研究センターとの共催による
「なごや看護生涯学習公開講演会」を下記の通り開催いたしました。
テーマ:ワーク・エンゲイジメントで仕事にやりがい!職場も活き活き!
講 師:島津明人氏(慶應義塾大学 総合政策学部 教授)
日 時:2021年1月14日(木)18:00-19:30
場 所:Web開催:Zoomによる遠隔ライブセミナー形式
参加数:約100名
実施報告
2021年1月14日(木)、慶応義塾大学総合政策学部 教授 島津明人氏をお招きし、「ワーク・エンゲイジメントで仕事にやりがい!職場も活き活き!」をメインテーマにご講演いただきました。
近年、職場のメンタルヘルスの新しい鍵概念として注目されている「ワーク・エンゲイジメント」について、その基本となる考え方から紐解き、研究動向を踏まえながら、「ワーク・エンゲイジメント」を組み入れた「仕事の要求度-資源モデル」のご紹介いただきました。そして「ワーク・エンゲイジメント」に基づく職場での「よりよい支援につなげるための7つのポイント」をご説明いただきました。
Zoomによる遠隔ライブセミナー形式でのご講演でしたが、わかりやすい説明が参加者にも大変好評で、盛況に終わりました。
受講者の感想(講演会終了後アンケートより)
- 先行研究に基づいた知見に、具体的な説明、例えを提示いただき、大変わかりやすかった。
- リーダーが活き活きすれば、スタッフも感じ取り活き活きする。リーダーのエンゲイジメントが部下に伝わるということが分かった。
- 講演会の中で学んだ視点で、自分自身の考えを見直し、今の職場での関わりに生かせそう。
- 現在スタッフを育てる立場におり、コロナの影響が自分を含め、個々の精神面に影響しているように思います。今日の学びは、今の悩みに合っているものでした。
- 自分自身はスタッフであるが、同僚やこれから来る新人スタッフに、これらのことを念頭に入れて、関わりたいと思った。
- 自分の働き方には活かせると思います。職場で活かせるには上司へもこのような研修が必要だと思った。